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天満天神 繁盛亭

大阪生まれは天満宮を天満の天神さんと
さん付けでよびますが
そのすぐ前にある「繁盛亭」に出かけた
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Dsc_0034s まだ暑さの残る9月はじめ
低い軒先から吹き出る冷気に
水滴がくっついて
まるで煙を噴き出しているみたい

Dsc_0033s_2 いいあんばいに冷えた空気が降りてきて
これだけでも炎天下で待つ身には助かった

昔風のいかにも小屋という大きさで
Dsc_0036s入り口の珍しい様子も身近に見れて
待つ間も退屈しない
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Dsc_0035sいよいよ入場
前もっていただいた番号順に
上手に誘導されながら・・・ 



指定席じゃないけれど
なんといっても小さな小屋だからどこに座ってもよく見える

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Akiさんと 
真ん中のころあいの席に落ち着く

幕が開くまで退屈しのぎに
華やかなちょうちんなど撮って待つ
ちょうちんってこうしてみると
シャンデリア効果もあってなかなかきれい
開幕前のざわつきも心地いい

ふと知っているお名前見つけたりして・・・
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林家竹丸
若手は仲入りで
パンフレット配ったりして
愛想もいい
着物すがたちらほら
着物でくると大入り袋いただけるとか

テレビでのお笑い芸人の
下品でつまらないこと
たぶん今日の前座も
下手糞なんだろうなぁ・・・って
全く期待なんかしないで出かけた寄席


でもこの日落語の定席繁盛亭では
全員手抜きなしの見事な「芸」をみせてくださった


突然
「今日の大入りのお礼に・・・」と
今高座で話していた落語家が
きりりと舞ってくれた姿がいなせ
腰に煙草入れなどさげて小粋に舞う様子は
いわゆる日本舞踊の格式ばったものにはない親しみがあって
サービス精神が掛け値なしに伝わってくる
目録にないおまけの出し物にお客は大満足


桂勢朝の南京たますだれ
テレビではめったに見ない古い芸とおもっていたけど    
とんでもない
本当に下手なのか 出来ないのか
ハラハラさせておいて
最後には大技を立て続けにさらりと決めて大いに盛り上がった
Dsc_0056s話芸に人柄がにじみ出て無邪気にひきつけられた
すべて終わって外にでる
小屋の前でついつい親しく話しかけてしまった
「本当は上手なんでしょう?」
「ま そういうことにしておきましょう」・・・て
ポーズしてくれた

初めての繁盛亭
中でも最高だったのが桂小米朝
五代目米団治を襲名するとあって
芸が輝いていた
テレビで録画して後に残るわけでもない
今日限りなのに
たった200人のお客のために精一杯手抜きなしで演じてくれた
また聞きに来たいと思わせてくれた

こちらが笑うと演者にひびく
思いっきり笑って心も体もほぐれにほぐれて
ライブのすばらしさを満喫
以来会う人毎にすすめている 

天満天神繁盛亭 おもしろいよ 疲れたときに行きはったらええわ

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今日の新聞「記者の目」で上方落語のすごい人気ぶりについて書かれていた
081003







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