古い火鉢
もうずいぶん昔のことだが・・・
バラ園の手前に母は取り寄せた睡蓮を植えつけて
肥料のにぼしはどのようにして埋め込んだら良いか父と立ち話ししていた
ワタシは睡蓮なんてまったく興味がなくて
傍らでただきれいなバラの花をを眺めていた
あれから何十年かの月日が流れ
今度は自分で設計した庭にこの火鉢を埋め込んだ
母の遺した睡蓮を園芸ド素人だった自分が引き続き育てるなんて・・・
あの日もシミジミした気分になったもんだ
それからまたまた20年経ち
こんなにたくさんの睡蓮を育てている自分がいる
先日20年前に埋め込んだ火鉢を掘りあげて
裏の庭に持ってきた ここは日当たりがいい
今回古い火鉢には河骨を沈める(手前の左側)
瀬戸物はいいなぁ
何十年たっても古びない
簡単にスイレン鉢が手に入らなかった頃は
古い火鉢を水鉢として気安く利用したものだが
実はこれは使いにくい
手を置くところに伸びた葉っぱやつぼみがもぐりこむのだ
毎朝もぐりこんだ葉っぱたちを引っ張り出すのも面倒だ
でこういう工夫をしてみたがはたしてどうだろう
まったくの偶然だけど
以前100均で買った大型ザルが
この火鉢にピッタリ
リサイクルバサミでカットする時ちと難儀したけど・・・
ところでメダカはザルの隙間から自由に出入りしている
メダカのよりどころとしてはこれほど頑強なものはないだろう
メダカの精神衛生上からみてもこの環境はGOODだと思う
よほど仲良くなっていないことには
ココのメダカは捕まえられないだろう
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